親魚の様子

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深緑の親魚池。正直写真を撮る必要もなかった。今年数えで4歳になる池である。3尾が入っている。
今年大会があっても無くても自分の中では楽しみで残した魚。130×130の池で作ってきたが、昨年度大会が無く出番を逸した。今年の大会に出すのもありだがその時期が来たら決めよう。
2歳魚、親魚を作り上げている知人は、坪池で、やはり3尾に絞って作り上げている。
魚を含め、飼育環境で体型を変える。
熱帯魚のアロワナの場合は、水槽の長さと同時に奥行きが必要。狭いと大きくならないのと背が曲がる。他の生き物でも同様である。らんちゅうは適切な餌やりと水管理によって過密気味でも大きく出来る。要するに成長を阻害する要因を取り去れば良いからだ。
 1、アンモニアなどの阻害物質抑制
 2、十分な溶存酸素確保
 3、適度な運動
 4、十分な餌やり
おそらくこうした事は誰でも分かる。しかし、1と4は両立させることは難しい。私たちは、それを水換えにより近づけようとしている。当然食わせる時期は、毎日フル換えなんて事はざらである。夕方にはヘドロではないか?と感じる位餌やりすることがある。結局夜にフル換えして、翌朝からまた食わせる…。当たり前だが、夏季限定だ。

ここで押さえたいのは、昔から言われている適正尾数である。実は、広さ(空間)が与える体型への影響である。今回の知人は日ランでも活躍されている方だが、仮に前頭でも一枚でも上位に上げるために心血注いでおられる方。その一枚でもという考えには、まさにちょっとした差が大事。つまり、微妙にしかわからないが、並べると違う差が大事。薄くのびのびと育った魚には間違いなく充実感が出る。冬季は詰めて飼育することは良いが、動き始めた時、つまり春以降、魚の素質をより出せるかはゆとりではないか?と思う。

私が断捨離して三分の二を空けたのは春以降のことを考えたら仕方ないのだ。間もなく親魚池を換えるが、隣の池に新水を三分の一張って、飼育池から洗面器で残り三分の二を移し、池換えせねば…。
ちなみに、今年の種魚はすべて明け2歳魚で勝負!