梅雨空に戻りそう…

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梅雨らしくない日が続いたが、ついに今週末から崩れそうだ。これから梅雨らしくなって来るのか?

当歳魚は梅雨くらいまでに黒子で型を作り、褪色(色変わり)が始まる。そして、お盆くらいから負荷をかけて増体をはかると昔は教えられた。
従って、遅く産ませた稚魚は、無理な飼い方をすると、背に余分な肉を付けたり、コロコロな体型になりがち。魚作りには減り張りが必要不可欠。土台を作ってから多給餌などの負荷はまだ良いが、型が出来る前に負荷をかけると失敗しかねない。

私なら遅く産ませた稚魚ほど選別を厳しくし、数を減らすことと、水換えを早くして刺激を与えることに専念する。選別方法もこの時期に第一選別~第ニ選別は、普段やらない選別にする。それは良いと思う魚を拾い、見落としが絶対あるが、数を抑えるための選別とする。池が一杯あって各池に薄く飼えるなら兎も角、数が残りすぎてしまい、より成長が遅れるからだ。
だから正直言って、種魚残しは別として、5月に入ったら新しい稚魚は持ちたくない。