秋は着実に進む

昨日のブログの通り、応援の意味を込めて魚を送った。何となく色気のある魚、大会一歩手前の魚と今年は昨年並みか、それ以上の魚を送ったつもりである!

特別な子弟関係とかではなく、良き友人であり、最近はライバルと言える位熱心に飼育されている。そこの魚のマイナス面を補える魚を特に選んで送らせて頂いた。

ところで、秋はどんどん足早に迫って来ている!いや、秋が暑くなったのだ。

本来ならば、まず一つの会に復帰!大会自体懐かしい。かつては3団体で会の運営や会報作成などした頃もあった。しかし、ソフトテニスの選手育成に力を入れるようになると、二足のわらじは履けなくなった。やっと後任が出来ると、自身が現役復帰!どんどん大会から遠のいた。それでも、毎年自身にプレッシャーをかけ、いつでも大会に出せる飼育を続けてきた。

従って、ここ数年活躍している方はほとんど知らない!そういう意味で、本当に今年は楽しみだった。おそらく、テニスの大会など全てを調整し、やっとの思いで参加予定だっただけに、他の誰よりも残念。挙げ句の果てにテニスの大会も今年度に入って無し😰 

さて、種魚に関して確保は出来たであろうか?遺伝子が強く出る部分をどれだけ除けるか、特別な特徴があるかなど本気でチェックしないと、1年を棒に振る。

以前にも書いたが、和金が原型。そこから派生した各品種の魚を観察し、らんちゅうと比較すれば押さえるポイントはおのずと決まってくる。「刺し(差し?)」「みねが高い(背幅が狭く背びれがある部分が線のように見える)」「腰のしゃくれ(アール)」など嫌な要素。
欲しい要素は、腹掛かりの良い、尾付けの良い、太みのある魚が望ましい。その押さえがないまま、有名人の魚をやたら集めて、数を取って飼育管理する力は私にはない。また、労多くして実なし。
自分の飼育管理力に合わせて子採り計画を立てるべきだ。今年は大会中心でやられている方で、特にやり始めの方に伝えるとすれば、まさしくこの飼育管理力を自覚することだと思う。
親魚・2歳魚・当歳魚にどれだけ池を充てることが出来るか?
とりわけ当歳魚を広げて飼育すると思っている以上に池が不足してくる。ちなみに、私の飼育力(本来の飼育方法と飼育に関われる時間など)では、6面の池で二腹分、三腹分である。これより多くとっても飼育可能エネルギーが私の場合ない。もし採っても結局邪魔くさくなって余分にとった腹はいい加減になるのを例年繰り返していた。
だからこそ(いろいろ意見もあるが)、それだけに種魚は大切にしたい。私がらんちゅうと関わり出した昭和の頃から、オスは尾型、メスは体型と種魚のことが言われてきた。まさしく正解であろう。しかし、さらに言えばその種魚の親魚まで知った上で、オスメス両方とも良い魚を使いたい。勘違いされると困るが種魚は尾が擦れたり、傷が後天的に入っても上等である。