PSBについて調べる

私にとって、年間を通してPSBを購入し使用するのは決して楽なことではない。
従ってここぞという時に使ってきた。また、いろいろなバクテリアを購入・使用も試みた。私個人ではHONOさんのバイオシークスルーが最高であった。とても良い効果を得た。コスト的には決して安くはないが、その効果を見れば良いと思う。
しかし、初期投資だけをして、半永久的に自家培養出来るPSBがどこまでそのポテンシャルを見せてくれるか試して見たくなった。

PSBについては、メダカの世界で多く？使われているらしい。
私はメダカを飼っているが、ほぼ放置状態。下手すると給餌もしていない。余り飼い方を研究したこともなく、メダカを真剣にやられている方からすれば、ただ容れ物に入れているだけで、メダカを語れる資格はない。その私が、最近ネットでメダカの記事を見るようになってPSBの記事を見るようになったのだ。

さて、どのように紹介されているのかというと
①水質浄化
②色揚げ(カロチノイド)
③メダカの栄養補給
ということらしい。私個人としては、かつてらんちゅうに使用していた頃の実感は、①に関しては実感出来ないというブリーダーが多かった。とりわけ水換えをガンガンやる時期は、メダカと比較にならない量の多給餌で、浄化どころかヘドロに近い水になる。恐らくPSBの分解能力を超えているのではないか？②については、金魚の餌には優れた色揚げ飼料がある。

とすれば、何故私があえて挑むのか？メダカの方々の紹介では、孵化後の針子の落ちが少ないこと。私の興味はまずその一点。PSBを与えることで直接魚に吸収されるのと、飼育池によっては動物プランクトンが居り、そのプランクトンの餌になる。
更には、親・２歳魚も平素から使用し、腸内細菌になって欲しいのが目的である。
そして、培養可能なので、20弱程度の私の池数でも使用継続がしやすいことである。実はこの最後の理由が強い！

写真は、いろいろなPSBの元を様々な濃度で培養中。右の三つと左側の薄いタイプでは格差が出た。実に面白い。

ちなみに、文中で紹介したバイオシークスルーは、水換えが少ない方には超優れもので、是非ともホームページなど覗いても損はない。