尾数は大事

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三番の様子。水換えをした直後であるが、ゆったりと泳ぐ姿は愛らしい。

ローテーション飼育で120×120が三面と、150×90を三面と交互に使用。三腹に限定したのは、このためである。小さなボールで魚を傷つけないよう注意して掬い、余分な水を上手に捨ててゆっくり放す。朝から餌を張り、餌がまだ残っていてもこの方法だと負担が少ないようで、調子を崩したことはない。ちなみに、ボールで掬いだす時は、なるべく魚がバラバラの方が安全。他の魚の体にボールが直撃なんてことになったらかえって痛める。一番良いのはボールを水中に構え、反対の手でゆっくり追い込みする。また魚は頭から掬うと痛めることもない。

さて、ここでは全部が映っている訳ではないが、20前後入れてある。全体を見ると多少混んでいるかな?位にしている。魚を減らし過ぎると(程度問題だが)、魚は動きが止まる。餌食いも緩慢になりがち。かといって多いと、幅が出しにくい。競うように泳ぐ。ただ魚が多い分、餌が増えることと魚から出る排泄物は半端なく水は痛む。

故に池に合わせた魚数が大事!ベテランの池を覗かせてもらうと、池と魚に合わせた尾数を守られている。従って、ご自身が本命にしている魚に、ゆくゆくはハネ出す魚を入れていることもある。ハネ出すと言っても良い魚だが…いわゆる数合わせである。

選別をしていると、全然数が残らない腹が複数あると、固めて飼育するのはそのためである。