梅雨時期の水管理

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魚を少なくすると、一見水が綺麗に見える。意外に怖いのは、目に見えぬ汚れが進むことだ。
魚が多いと緑化は元より、ゴミも目立つため水換えをするので、水のリセットが適宜行われる。

視覚的な判断だけでは、水の質は分からない😰溶存酸素量、水の中の有益菌・バクテリアの有無、亜硝酸を始めとする有害物質の濃度。当然、有害菌の繁殖は言うまでもない。

私はコスト面からPSB(光合成細菌)を使用することで、少しでも有害物質の吸収・分解をしてもらっている。正直、目に見える変化はない。ただ、実感出来たのは、次々増えるメダカの稚魚の歩留まりが良い。PSBをドボドボと入れるだけだ。例年は2週間の間にかなり✴になっていたが、今年は恐ろしく残っている🐟🐟
稚魚の水は、かなり見た目が悪い状態だが、恐らく水質を保ってくれていると思われる。

幸いにして、種PSBからどんどん増やして10㍑は常時ある。以前紹介したように、2㍑のペットボトルで培養し、半分使ったらエビオス錠を8粒入れて、天然水をボトルのすり切り一杯まで補充して、後は太陽光に当てているだけだ。5本でローテーションさせれば、使用→補充→培養→使用と無限に使える。無限PSBという訳である。

さて、私はこの方法での使用が出来るようになったが、粒餌に染み込ませて魚の体内に取り込ませれば、それはそれでダイレクトな効果が期待出来る。
しかし、実験して分かったが、市販されているPSBは培養がうまく出来ない😰
写真の右2本はホームセンターで売っているPSBを培養しようとしたが、恐らく品質管理がしっかりした管理下でしか培養が出来ないようだ。写真のように同じ管理下でも色の判断でも分かるように、赤くならない。最初は培養している方のPSBを入れて(市販のものより4倍以上濃い)、培養を開始した方が良いようだ。