導入種魚を眺める

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届いて二日目の導入魚。11cmで我が城の魚より二回り小さいが、それぞれ特徴ある種魚。兄弟掛けするか、私の魚と掛けるかなど考えると来年が楽しみ。
ふと気付いたが、そう考えている自分は、もうすでに冬眠までの道筋を考えているではないか😱

私なりにオークションなどを眺めると、去年と今年は結構早い時期から良い魚が出品されている気がする?大会がなく、残せる魚を考えると、各ブリーダーも早く処分を考えてのことか?
今までなら残していた魚や、大会レベルだが、当歳魚までの魚が出ているのか?当歳魚までというのは、ピークが当歳魚で2歳以降は少し崩れることもある魚を言う。
来年に繋ぐ魚が欲しい場合は、とにかく癖のない尾型・尾質の希望の持てる魚を選びたい。
私が狙うなら、1番は尾付けの良い魚。2番は裏皿が横広の魚。ただし、裏皿が小さくても親骨の質・出方(尾付け)・尾膜の硬さによっては尾を保てるが…。3番は腰のライン。滑っていたり、シャクレがある魚は外す。4番目が色で、尾に赤みが全部入る魚。どうしても鑑賞上やぼったく見えてしまう。肛門周りまで色が入る魚は尾に赤が入りやすい。もちろん魚全体の質感が大事。
会用で2歳・親魚を目指すならやはり尾を保てそうな癖の少ない魚。
一方種魚を拾うなら、中寸の魚を選んだり。短い魚からも長い魚も短い魚も出るが、メンデルの遺伝の法則からすると短い魚が出やすくなる。長手と短い魚をかけて中寸の魚を狙うという方がいるが、ある意味間違いではない。しかし、確率が低い。長手と短い魚をかけると長手と短い手が量産され残りが中寸になる。たまたま中寸の遺伝子を持った魚が会用の形質があればラッキーである。まずは、遺伝的にどういう子が出るかを知るべきかも知れない。それが系統というべきであろうか?

ふと外は、曇り予報だったはずが、激しい雨。種魚にトタンをかけに行かねば😰