張り戻しの条件

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このオスは尾が強い。ほぼ型を維持している。裏皿が横に広がっている。種魚🐟

飼育を続けていると、水温の下降により動きが悪くなってから柔らかい尾が理想に近づいた張りが出てくる。これを「張り戻し」という。
候補としては、尾皿が横広に大きく、かつ尾付けが水切りに適していなければ駄目である。親骨の出ている位置と質が大事。あとは尾ひれの厚みも影響する。

私の場合、池の半分を覆いをしているので魚の動きは基本的に緩やか。池の上に板を這わすだけでも日陰ができ、動きが止まるので、尾は張り気味になる。

尾はオスの影響が大きい!と言われるが、やはり尾皿が大きいという尾ひれを保つ要素を持っている魚を残したい。私だけの傾向かもしれないが、裏皿が丸く小さい魚は2歳・親魚まで尾が保たない😰当歳魚の頃には保つことがあっても、体つきが大きくなるに従って尾がダラダラになりがち😭
今年、まずは魚を減らす時のポイントを尾の将来像を描いて手放した。

種魚だけは、○□さんの魚という事ではなく、押さえるべき点を重視。
 ①尾付け、尾皿
 ②腰(しゃくれが無い、極力止めがない)
 ③鱗が綺麗
が最優先。とりわけ、腰のしゃくれは退化現象として特に嫌う。