残した当歳魚

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ついに8尾になった当歳魚。あれもこれも見なくて良い分、集中出来ると思っている。
来年以降に期待出来るのではないか?という魚で、当然管理もしっかり出来るはずである!
とりあえず当歳魚に割り当てる6池での8尾であるから、吐くまで食わせて夕方に魚を移すも良し。ゆったり泳がせるのも良し。

まだ早いようだが、ここまでの総括。

①自分の飼える腹数は2腹程度。
②ハネ魚は早く処分。
③重要魚はエアレーションがなくても飼育出来る密度で管理。
④明日に回そうはしない!

コロナの影響がまさか自分に来るとは思ってもいなかった。4.5腹とり、空き池が1池。ここまでは普通。ハネ魚をごっそり出したら例年は来客が来て、好きなだけ差し上げていたので自然と池が空いていた。
しかし、お互いに連絡を憚るしかない。私はオークションに出すわけでも、売りに出すわけでもないので、この事が致命的だった。いっそのこと、例のプールに逃がす方法もあったが、鳥が狙っている以上放魚出来なかった。

さて、写真の魚であるが、即戦力としての大会用3尾、種魚3尾、2歳魚以降に改良して作りあげる魚が2尾と言ったところだ。
当歳魚数に加えていない4尾の導入魚がいる。以前紹介した浜松系統の落札魚である。幸いに鬼門の2週間が過ぎ、調子も大きく崩すこともなく慣れている。少しばかり、ご機嫌斜めになりかかったが、水温が高い時期は処置も楽だった。まさに塩を使って体調管理すれば、1週間もしない内に餌を激しく求めるようになった。
他所からの魚の迎え入れは、ブリーダーとして必要なことの一つ。失敗もあるが、改良・改善を図れる行為。ただし、掛け合わせによって遺伝子がどう作用するかはわからない。そういう意味ではベースになる自家筋を作ることは大事である。やれ誰々さんが入賞したから種魚手に入れて、結果が出なかったら今度は…はオススメ出来ない!