雨降りは退屈

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今日の雨に備えて、昨日水換えを二面やっておいたので淡々と餌やり。ベランダから当歳魚の池を撮った。
池には屋根が付いているが、結構屋根はギリギリにかかっている。従って、斜め降りされると濡れてしまう😰
朝一に赤虫・ミジンコを稚魚のサイズに合わせて与えた。一番が43尾まで減らした事もあり、冷凍赤虫を朝一4列・昼間に4列で、夕方早くに2列と与えた。従って一枚半と少し抑えた。一尾当たりブロック1個半。天気の悪い日はどうしても少なくなりがち。

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赤虫、ミジンコを補う意味で毎年使う餌。粒がしっかりしていることと、ひかり菌が休眠状態で封入されているので、安心して使っている。私的には、褪色(たいしょく)いわゆる色変わりしてから与える。まずは極力生餌で基礎を作り、型の基礎が整った色変わり後に、固形飼料で魚にボリュームをつけるのだ。
気をつけたいのは、頭から腹にかけて箱型を意識し、横に出ない餌やりに努めることだと思う。
個人的には、腹が出やすい魚と、腹が付きにくい魚は分けて飼育管理するが、ある程度まで大きくなるまでは腹が出来過ぎる魚はハネてしまう。腹が出来る魚は概して短い魚が多い。

ここで選別に対しての考え方で、魚の造りに影響する。迫力ある2歳・親魚まで持っていこうとすると、中寸から長手を狙って残さねば魚は迫力が出ない。
一方、当歳魚勝負に拘る場合は、圧倒的に中寸が有利。長手は大器晩成型が多いが、当歳魚の頃は腹を造るのがとても難しい。正直バランスがいかに取れるかが大事で、それを見極めることが必要。また捻りが出ることも多い。

そもそも魚の泳ぎの大切なのは大きく分けて二点。
一つ目はだれでも分かることだが、尾の水きりが良いこと。当然尾の付け・腰の入りの強弱・腰の入りに対しての尾芯の立ち具合。
二つ目は意外と指摘する飼育者は多くないが、腰を振る位置がいかに後ろに来るか…
である。
私のらんちゅう仲間のW氏などは、更に胸びれの水のかき方も力説される。よく観察すると確かに胸びれの動かしが下手な魚が見つかる。