春を目指して

風を遮った部屋に居ると陽射しは意外と強く感じる。つい、冬になった事を忘れてしまう。
文化の日の日らんが終わると、私の周辺のブリーダーは、冬の飼育INである。
しかし、中部地区では金城会(名古屋城)、桑名愛錦会(多度大社)などが例年ならまだある。コロナの関係で今年は例年通りとはいかないが、どれも伝統ある会である。従って、11月中旬まで皆さんは地元を盛り上げてこられた。

さて、魚の管理は本当に千差万別。保温施設、屋外自然飼育、室内飼育などいろいろである。私も部屋に水槽を引き込んで、毎日朝と晩に差し水、餌をガッツリ与え続けたことがある。恐ろしく大きくした。2歳会では話題になった記憶がある。
しかし、2歳の秋には冬眠させた魚と大差なかったため、無駄なあがきはやめた。やはり飼育もオンオフを持つ方が良い。逆に産卵から11月までの約半年に集中すべきと思う。