久しぶりに一日自宅で

一番大きな当歳魚。16cm手前まで大きくなった。この魚は｢とび｣と呼ばれる特別大きくなる形質の魚。わざと遠景。

今日は焦らずブログを書いている。いつもは、ソフトテニスの選手の指導か、自分の所属する社会人クラブに出てしまう土日。
しかし、緊急事態宣言により近隣の市町村が公営コートを一斉に閉鎖。周辺の学校も土日は活動禁止。
ましてや雨模様。本当に一日ぽっかり空いた。お陰で体を休めることが出来そうだ。

池を覗くと魚はゆったりと泳いでいる。とりわけ、好みの魚を固めた池を見ると、らんちゅうを飼育していて良かった！と思える。この瞬間を満喫して初めて趣味。
大会の番付で競り合う品評会もスリルがあって良いが、大会抜きで魚を見てホッと出来ることが何よりではないだろうか？人から認められたいと思った時期もある。しかし、良い意味で魚が評価(良いも悪いも)され、それを改良への参考にする。それで良い。
昭和の頃からの有名ブリーダー名を思い出したが、何年か経つと人の記憶から消える。名前が残った系統ですら消える。新しい方だと新藤系など一世を風靡したものですら知らないかも……。
自分で作り、人に評価され、自信をつける時期が必ずある。そのうえで人の評価を超える境地で、自分の飼育を見つめられるようになりたい！

ただ飼育者同士だからこそ分かることがある。出品するまでの間に、どれだけ作り手は苦労したのか…。品評会や研究会は魚を通してそうしたことを理解しあう場でありたい。