ニイタカヤマノボレ1208

この日が来ると、戦争を知らない世代の私でも、二度と痛ましい戦争をしたくないと思う。当時日本の最高峰であった新高山。具体的高さは忘れたが、富士山より200mほど高かったはず。現在は日本ではなくなった台湾の最高峰である。ハワイのオアフ島真珠湾と東南アジアのマレー半島を同時攻撃をかけて、米英に喧嘩を売った日だ。

さて、来年のことばかりが頭を巡り、いつ、どのように、どの魚に勝負を賭けるか…。毎年同じように考え、試し、反省し来年はこうしたいと進化しないと、悩む意味がない。自分の飼育管理の下手さを棚に上げて、魚のせいにしていたら、永遠に同じ事を繰り返すだけだ。結果が出ている方々ですら、たゆまぬ努力や精進をしている。

来年は最大3腹に絞ると決めたのも自分への飼い方改革の第一歩。子を採りたい親から限定。私は養殖業者ではない。池は特別多い訳ではないが、少ない訳でもない。約15前後の池で実は管理が一杯一杯である。親・2歳をわずかながら残し、当歳魚も二池程度残した。例年よりも圧倒的な断捨離が、自分改革。いわゆるマイrevolution(レボリューション=改革)。

次にダラダラと、産んでも勿体ないと思わないようにする。あくまでも、これ!と狙った魚で勝負する。私の場合、魚が増えると、知らず知らずの内に手を抜く訳ではないが、与えられた時間と管理が破綻することが多い。従って、系統魚採りと称して5月中旬まで採卵させて来たが、途中リタイアが多い。自分のベストパフォーマンスの程度を知るべしである。

今回表題は日本軍による攻撃の合図を借用した。らんちゅう飼育という途方もない大敵と戦うという意味合いである。作戦というのは入念に行い、如何に自分の土俵で勝負出来るか…。

ぼちぼち来年の計画もぼんやり分かって来た。いわゆる例年通りであるとすれば、やはり4月中旬からは土日が空きなし。しっかり選別出来る日程がなさそう。やはり第一回選別は、焦らず確実にやりたい。ここで1年間が決まると言っても過言ではない。とすれば、孵化から20日で第一回選別。孵化まで5日間。産卵までに約40日(捕らぬ狸の皮算用かも😰)。3月末には第一回選別を終わらせたいとすれば、3月上旬には採卵。逆算すると1月下旬が加温スタートになる。私なりの作戦開始。まさにニイタカヤマノボレ1208は、1月下旬となる!
しかし、色々な考えが決意を邪魔する。らんちゅう飼育とは、まさにこういう事の集大成。ぼけ防止にはいいかも✌