自然産卵どうなるか
自然産卵(ヒーターが入っているので人工?)し、約24時間経ってメチレンブルーを2日間。一気に同温度の新水に移し、20℃キープで放置。風呂の蓋(頂いた)を掛けっぱなし。明日まで見ないことにした。
さて、初期飼料が上手く口に回らず、斃死してしまう針子は少なからず居る。時として大量に✴になってしまう場合もある。様々な理由もあるが、ブラインシュリンプの与える時期と量を誤ると水質悪化の憂き目にも遭う😵
折角選見ないことんだ種魚から採卵した貴重な命。ある程度大きくなるまでは、極力落としたくないのはブリーダーの思いである。
私はブラインシュリンプをやり始めて困った事は滅多にないのであるが、私の周りの仲間で失敗例も多く、敢えて実験と思い超初期飼料にゾウリムシを利用してみることにした。
まず考えられることは、孵化から立ち上がりまでは毛子自身に「さいのう」(漢字が難しい)がある間はじっとしている。腹に付いた袋には栄養があり、吸収し尽くすと立ち上がりである。
我々はこの立ち上がりをスムーズにさせる為、孵化までを20℃、孵化後を22~23℃まで上昇させる。このことで魚の新陳代謝を上げて、立ち上がりを助ける。しかし、孵化も立ち上がりもばらつきがある。そうしたほんの1日2日の期間のつなぎにゾウリムシは適任と考えられる。
私が意外に感じるのは、メダカを同時にやっている方は多いが、余りこのことには触れない。多く産んで、✴になっているのは、もともと弱い子だから仕方ないし、これまでの飼育でそこそこ結果も出ていると関係ないと言われるかも知れない。
ただ、少なくとも選別するまでは✴にしたくないのと、少しでも空腹を回避させることを考えての話である。
さて、明日には自然産卵した子がどれくらいはぜているかを確認だ。その際にゾウリムシの培養法と採取を書こうと思う!