番外編、選別
私が一回に選別皿に入れる数が20前後。これ位が一番見やすい。欲張って沢山入れると私的には集中し難い。視力や年齢もあるかも知れないが、自分の適性尾数を守ると楽である。
ただし、飼育出来ないほど居る場合は、選別をして行き、予定数まで行ったら残りは全部人に差し上げる。もちろん、規定尾数が来るまで選別してハネ出した魚は除く。つまり、無選別の残りを託すのだ。これは、万が一自分の魚が全滅の憂き目にあった時に系統として残る。種魚になりそうな魚を逆に頂いて系統を残すのである。
第一回選別は、私は孵化後20日と決めている。結構はっきりした良し悪しがわかる。
もう何年も使い続けて来た選別グッズ。頭に装着出来るルーペは両手が空き、何かと楽である。また選別皿に入れた稚魚は最小の選別網で掬う。魚が揃っていると、悪いものを抜き、魚の拾える数が極端に無い場合は、良いものを拾っている。