魚をハネていく

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魚の数も一気に減少。これまでは、尾の癖や曲がりなど上見中心で選別してきたが、横見を加えたからだ。
100均で購入したプラケースで一尾ずつ掬い、それを横から見ると、微妙な背なりが出るは出るは……。

基本的に背なりに拘りがないと、数多く残し、更に大きくすると結果バランスを崩してハネることになる。

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今回ハネた魚は、背の落としがどこから始まっているか。私個人としては、極端な言い方をすると、雁首に近いが、それを綺麗に決めた魚。例えるなら、陸上競技場のコーナーを意識している。つまり背は平らで、背の後半から綺麗にカーブした線だ。一方、背中の中央辺りから背下がりが始まっている魚、腰の落としが深く決まっている魚はハネた。両方とも飼い込むと分かるが、泳ぎを始めとしてバランスが崩れる。背下がりが深い魚は、一見良さそうに見えるが、尾の位置が体の下側に来て、重たい泳ぎになる。

ハネた魚は、現状空いた池に常温飼育で固めてある。10℃という最低気温の日もまだあるが、普通にしている。選抜組はヒーター電源onのままだ。
一番はもう22尾位まで減らし、三番が50尾。二番も合わせて100尾程度。
自分のこれからの仕事その他を考えると、新しい稚魚は厳しい状況。今週本命メスが産まなかったら、打ち止めだ。