魚のストレス考

我々人間は、あれこれ考えてストレスを感じ様々な症状を引き起こす!例えば、らんちゅうを愛好する事が自身のストレス解消になるはずなのに、逆に心を病ませてしまう。
しかし、やれ大会で何位だ、やれ早く大きくしただとか……確かに人間の向上は目標達成やそれを得るための欲がなければあり得ない!とは言え悩ましい限りである。むしろ、今年のように大会がない1年を過ごして、自分の趣味のあり方を見つめ直すのもありか?私の場合は、それが長過ぎたかも知れない。

私の師匠格とも言える大先輩の一人は、とにかくストイックな方だった。品評会で洗面器に乗るだけなら、魚を痛めるだけだ!最初から前頭狙う位なら意味がない!といつも言われていた。だから、本当の作り手で、優等常連者は飼育が苦しいとよく言われる。しかし、それでも何年と続けているのは何故か……実はこの苦しい生活が辞められない位、自己実現する場所になっているのである!

さて、いつものように前置きが長くなってしまった😥

魚のストレス=病変の元とは何か?
①水質が不適当
 溶存酸素濃度が低いとか、魚の排出
 したりした有害物質がある。有用バ
 クテリアがいない。   
②無理な移動
 魚は揺れに対して弱い個体がいる。
③給餌が多過ぎるか、変質した餌を与
 え続けた。
④振動などがある。驚かしている。
⑤尾数が多過ぎる。逆に一尾だけ。
などが主なものだ。ここに水温変化やウィルス・菌そして外敵の侵入。

これは、横着(いい加減な)飼育をする場合か、品評会がそれにあたる!のである。

今テレビで、いよいよ梅雨明けが本当に間近か?と……とりあえず気温が高くなるようだ。