魚を混ぜる事がなぜ怖いか?

大会後や新規導入する事のリスクとは何だろうか。大会出品に関して疑問がある。おそらく各ブリーダーは病変など気をつけている。少なくとも大会に出さない場合、各ブリーダー池で病気が出ないと思う。今年がまさにそうではないか?
こうして考えると、魚が混ざるということがダメなのか?

大会出品のリスクで一番考えられるのは、移動の揺れと狭い袋に入って生じる水質汚濁などによる魚の弱り。勿論移動距離(時間)の長短による差はある。水質汚濁には糞尿のみならず、粘膜の剥がれなどもある!
さらに、審査員や魚係によっていじられ、少なからず水温差がある環境へ入れられる。魚は弱る。
そして次の点が重要なのが、各ブリーダー池に住む常在菌の違いである。常在菌も優先種があり、各ブリーダーは上手につき合うことで発症を止めている!これは、善玉菌・悪玉菌ともにそうである。
従って、良かれと思って色々な水質浄化バクテリアを入れても良くないこともある。場合によっては善玉菌同士で喧嘩することがある。
様々なバランスで飼育管理されているから、他所からの魚の導入は新環境へのリセットをはからなければいけないということか?ちなみに、大会出品魚はストレスを浴び抵抗が下がる。そしてじわじわと他所からの雑菌を体内で増殖するのであろう。