色揚げ

以前から疑問に感じながら30年以上過ぎたのが、らんちゅうの色彩である。観賞魚である以上、品評会では色の入り方や濃さなどはもっと問題にしても良いのではないか?というのが持論である。このブログを見て頂ける方々はどう考えますか?

らんちゅうの見方は、昭和の時代の学校での成績評価に例えることが出来ると考える。かつての学校の成績は、定期テストの点数が、評価のほぼ中心であった。定期テストにあたるのが、魚の型である。従って、色彩の重要度は型の次に扱われていると感じている。余り好きな言葉ではないが、協会系と京都系(宇野系)がらんちゅう界にある。それぞれある基準をクリアしていないと問題外なのは当たり前。それを前提とした上で、敢えて批判を受けることを恐れずに言うと、型に重きを置く協会系と、色彩に重きを置く京都系。お互いの評価部分をもっと重ねて見てはどうかということである。

色の入り方は、残念なことに運不運。しかし、濃さは飼い方も影響する。濃いばかりでは意味がないが、程よい濃さは大事。金魚の赤は、アスタキサンチンなどのカロチノイドの摂取が必須。ただし、鮭のように、蟹や海老をばんばん食べても体色は銀色で身が赤くなるものもある。金魚は体色に影響が出る。
一方、黄色を発色するのがクロレラ
代表である。私は試したことはないが、カボチャの煮たものも黄頭になるようだ。ただし、私は水の痛みが早いようなので、やったことはない。
現在種魚に白がいるが、朱雀をやり始めて、何となく頭がピンクになってきた?