四月下旬突入
私が金魚に興味を持ち、一尾のらんちゅうを手に入れたのが昭和もあと数年で平成になる頃。
その頃は、八十八夜の頃に産卵させた子が最も良く、ちょうどミジンコが湧く時期でもあった。
近隣のブリーダーでは、四月上旬に産卵させると、早いと感じていた。
しかし、夏というか春の終わり頃からの暑さが尋常ではなくなってきている。自分が小学生の頃は、30℃超える日があると、気をつけなければと親に言われたものであるし、実際気をつけた。
でも今はどうか…35℃超えの日もあり、30℃を超えた位だと、今日は高温にならなくて良かった!と思う自分がいる。
つまり、らんちゅうを育てる場合にも、暑さが早くやって来ることを想定して針子→青子→黒子を作っておかねば、土台作りの前に褪色が始まり、中途半端な魚を量産することになる。
また、餌についても、無駄に横腹を膨らませるのではなく、マッチ箱を意識して頭から腹までまっすぐ幅をキープしながら給餌する。もちろん、可能な限り喰わせて。
遅い産卵の場合、青子から色が変化してしまう稚魚もおり、孵化から一ヶ月が勝負とは、よく言ったものである!
そう言う意味では、本命メスにはそろそろアクションを起こして欲しいが、リミットはゴールデンウィークかな?