魚の調子と飼育者の気分

二番がほぼ回復。この一腹に絞ったので、調子を崩して体型や尾に悪い変化が出たり、最悪✴にしては一大事😱

とは言え、まあ自然治癒力で復活するだろうと考えていたので、それほど憂鬱にはならなかった。こういうのは経験が長いことが役に立っている。

誰しも飼い始めの頃には、魚がボーっとし始めると、何をしていても苦になって、嫌な思いでいる😖早く治したい一心から薬や塩、水の調整のことが頭の中をグルグル巡る。二日も過ぎると完全に気分が滅入ってしまう😱私の知人もあれこれ試して結局✴にしてしまった。これは、逆にいじり過ぎだった…

やはり先人は経験から塩浴を伝えてこられた。魚が調子を悪くすると、さっと塩を入れていた。
体内のミネラル濃度が約0.9%程度。魚用のリンゲル液がそのように作ってある。魚の胎内で卵がくっつき合わないのを利用して、人工授精に使用している。
話は逸れたが、その体液濃度に対して、飼育水はほぼ0%。当然水と体との接点で浸透圧調整をしている。魚に元気があれば、さほど体力消耗にならないが、浮いてしまったり、沈んでしまった魚にとっては、浸透圧調整のエネルギー消費も厳しい。その接点の一番大きなものがエラである。
従って、0.9%まではしなくても、0.5%程度にして魚の負担を減らして養生させるのだ。塩分で殺菌する訳ではない。殺菌するほど塩を入れるとなると、魚は確実に新巻鮭状態にしない限り無理😁

なんせ三日間ほどかけて泳ぎ回る二番を見て、実はホッとはしている!三日かけて治ってくれたので、1週間ほどで元の飼育に戻したい💪