ぼちぼち色揚げ餌

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この土日でグッと過ごしやすくなった感じ。もちろん朝に限っての事。虫の音も、ゆく夏のわびしさを感じるばかりである!
いよいよ魚も充実へと向かう時期。段々と食い込みがスピードアップ。当然水管理も大変。

ここ何年か思うことは、4月中旬以降の魚で、黒子までに作りたい最低サイズというか、型作りというものを作って色変わりを終えておかなければならないことだ。凄く当たり前の事であるが、ある程度体を作り、泳がし、というメリハリがある!何らかの事情で未熟に育ててしまうと、やれこれから尾作り、やれ魚に幅を持たすというのは、なかなか難しい。これは、私に限っての事であるかもしれないが、結果として失敗が多い。
とりわけ今年、魚を早く作り、数をこの時期で一池数尾にする飼い方が合っているようだ。飼育者それぞれの作り方、作りの目標が違う。早く採って大きく作るということは、「労多くして実無し」と言われた頃もある。ただ、当歳魚作りは、短距離走。魚のポテンシャルにあった飼育力、飼育目的が伴わないと魚は出来ない!仮に1月中旬(管理大変)と5月初の子では、三ヶ月近く違う。「仮に」というのが話の肝であるが、魚作りに時間的猶予を与えられた分、食わせて泳がすの繰り返しが幾分でも長く取れる。鱗がついてからも鱗並びに悪影響を与えにくい飼い方が出来る。
ただし、寒い時期の飼育は、正直ビニールハウスなどある飼育者以外にはオススメしない!ハウスなしの我が城では、らんちゅうが好きでも飼育が嫌になる!
要するに、私の場合、人より時間をかけないと作れないと白状している。

さて、大会に出せる一歩手前まで育ってきた。質の問題は今年はダメだが、とりあえず種魚にはなりそうな魚には育ってきた。季節的に写真の色揚げをかけはじめるに好期。「朱雀」は2週間から3週間で効果?が出始める強い餌なので、まずはこの餌にした!